「道は開ける」を読んで道を開きましょう

デール・カーネギーの「道は開ける」「人を動かす」のアウトプット、時事ネタ、趣味のギターや歌等についての雑記ブログ

他人を非難せず、相手の立場に立って物事を考える

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他人を非難してはいけない

さてデール・カーネギー「人を動かす」より

今日はこちらを紹介します

 

死ぬまで他人に恨まれたい方は、

人を辛辣に批評してさえいればよろしい。

その批評が当たっていればいるほど、

効果はてきめんだ。

およそ人を扱う場合には、相手を論理の

動物だと思ってはならない。

相手は感情の動物であり、

しかも偏見に満ち、

自尊心と虚栄心によって行動する

ということをよく心得ておかねば

ならない。

~中略~

人を批評したり、非難したり、

小言を言ったりすることは、

どんな馬鹿者でもできる。

そして、馬鹿者に限って、

それをしたがるものだ。 

 

人を非難することの愚かさについて。

人間は自尊心、虚栄心、偏見、と言った

感情に満ちたものであり、

他者に良心や崇高な理念を期待するのは

無意味であることを悟ろうではないか、

という趣旨だと感じました。

 

他者を非難したところで、

好ましくない態度や行動を改めることは

期待できないのではないでしょうか。

少なくとも自分の経験では

事態が改善した試しはありません。

 

それであれば自分の態度、行動を

変え、状況を良くする方向に努力した

方が建設的ですし、

その結果もしかしたら相手が

変わってくれるかもしれませんよね。

 

いい意味で他人は他人、自分は自分と

割り切るのが得策だと思います。

 

 

相手に対する思いやりの重要性について

下記の箇所も参考になりました。

 

リヴィングストン・ラーネッドの「父は忘れる」より

人を非難する代わりに、相手を理解するように

努めようではないか。

どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに

至ったか、よく考えてみようではないか。

そのほうがよほど得策でもあり、

また、面白くもある。

そうすれば、同情、寛容、好意も、

自ずと生まれ出てくる。

 

相手が置かれている状況に心を配ることの大事さに

ついてですね。

非難されても仕方ないような行動を取るには

理由があるものです。

自分が同じ境遇だったら

相手と同じ言動をしてしまうかもしれない。

と考えることで、自分の中の相手を憎む

気持ちが弱まり、ひいては自分の精神状態

にも良い結果を生みます。

 

 

本日のまとめとしては

・他人を非難しても状況は悪くなるだけ

・相手の立場に立ち理解を示そうと

することが自分にとってもプラスになる         

 

他人をディスることや噂話に無駄な時間を割かず

建設的な人生を送りたいと思います!