「道は開ける」を読んで道を開きましょう

デール・カーネギーの「道は開ける」「人を動かす」のアウトプット、時事ネタ、趣味のギターや歌等についての雑記ブログ

過去に囚われないで生きる方法

f:id:gghhe5454:20190201175238j:plain

 

雪まつりもそろそろ始まります。いよいよ真冬到来ですね!
冬の寒さがあるからこそ、春の暖かさを感じるものです。
 
今日は「道は開ける」から下記の文章をご紹介します。
「ポール・ブランドワイン博士は私たちを流し台のところに呼んで、ビンの破片を見せました。『いいかね、よく見ておくのだよ。君たちにこの教訓を一生のあいだ覚えていてほしいのだ。あのミルクは排水管の中へ流れてしまった-君たちがいくら騒ごうと悔もうと、一滴も取りもどすことはできない。もう少し慎重な配慮をすれば、あのミルク
をこぼさずにすんだかもしれない。けれども、もう手遅れなのだ-私たちにできるのは、あのミルクを帳消しにしてしまって忘れること、そして、次の問題に取りかかることなのだ』
過去を建設的なものにする方法は天下広しといえども、ただ一つしかない。過去の失敗を冷静に分析して、何かの足しにする-あとは忘れ去ることだ。
 
覆水盆に返らずということわざもありますね。
過去のことはいくら悔やんでも変えることはできません。
一秒前のことすら変えることはできませんよね。
過去の失敗を分析して繰り返さないようにすることは
とても大事なことですが、だからといって悔やむ必要はないということです。
 
過去は幻とも言えるのかもしれません。
過去の栄光を誇る人、また過去の失敗を悔み続ける人、
どちらも幻を誇ったり、幻を悔んでいるといえるのではないでしょうか。
 
まぁ、捉え方の問題なんでしょうけどね。
かつての成功は事実でしょうし、失敗したことも事実。
僕の場合成功はあまり思い浮かびませんが、
失敗はなんぼでも思い浮かぶような
人間なのでこの考え方を受け入れやすいのかもしれません。
 
僕が思うに人間は自分の思考の方向性に合致するように過去を
作り上げているのではないかな、なんて考えています。
 
過去を何かの足しにし、あとはスッパリ忘れて前を向いていきたいと思います。